慰謝料サイトで、「不貞行為とは何か/どこから不貞行為と評価され得るのか」を整理した総合ガイドページを新規公開し、あわせて風俗・ラブホテル・LINEだけなど“境界線で迷いやすい論点”の記事を追加しました。
不倫慰謝料や離婚の話し合いでは、最終的に 「不貞行為があったといえるか」 が土台になります。ここを誤ると、請求する側は見通しを誤り、請求された側は不要な不利を抱えやすいので、最初に全体像と判断軸を押さえるのが近道です。

全体像・到達ゴール・読む順番

この分野の到達ゴールは、「自分のケースで争点がどこにあるか」を言語化し、証拠や対応を“空振り”させない状態を作ることです。おすすめの読み方は次の順番です。

  • 定義と境界線:そもそも何が不貞行為として問題になるか(どこから線を引くか)

  • 証拠としての評価:ホテル出入り・LINEなど、主張を支える材料がどう見られやすいか

  • ケース別の対応:肉体関係なしで請求された/否認された/風俗だった、など状況別の動き方

今回追加した記事・代表的な記事

今回追加した記事(新規公開)
不貞行為とは|どこから不貞か(定義・境界線)
不貞行為の基本と、「どこからアウトと言えるか」を俯瞰できる入口ページです。

  • 迷いやすい論点(キス、ホテル、風俗、肉体関係なし等)の整理に向いています

  • 自分の状況に近い記事へ“読む順番”で移れる構成です

不貞行為とは?法律上の定義と要件(肉体関係が必要か)
「肉体関係が必要なのか」「要件として何が問題になるのか」を土台から確認できます。

  • 請求する側/請求された側どちらにも、主張の軸を作りやすい内容です

  • 早い段階で“争えるポイント”と“厳しいポイント”を切り分けられます

風俗は不貞行為になる?慰謝料請求できるケース/減額できるケース
風俗利用が不貞行為として問題になる場面と、争点になりやすい点を整理しています。

  • 「不貞行為に当たるか」だけでなく、金額や評価が動く要素も確認できます

  • 夫婦関係・利用状況など“事情”で結論が割れやすい論点の見取り図になります

ラブホテルに入っただけで不貞行為?証拠としての評価と反論ポイント
ホテルの出入りが「決定打」になるのか、証拠の見られ方を具体的に整理しています。

  • “ホテル=即アウト”と決めつけた交渉が失敗しやすい理由が分かります

  • 請求された側の反論ポイント(評価の崩し方)の発想も押さえられます

肉体関係がないのに慰謝料請求された:不貞行為がないと主張できる?
「肉体関係はない」と言えるケースで、どこが争点になり、どう整理するとよいかを解説しています。

  • “不貞行為の有無”で揉めたときの初動(言い方・出し方)を考える材料になります

  • 交渉がこじれやすい落とし穴(不用意な発言・過剰な連絡)も確認できます

LINEだけ・会ってない不倫は不貞行為?慰謝料請求リスクと対応
会っていない/肉体関係がない疑いの段階で、何がリスクになり得るかを整理しています。

  • “会ってないから0”と断言して動く前に、争点のズレを点検できます

  • 証拠の集まり方や相手の出方で、方針をどう切り替えるかの目安になります

代表的な記事(既存記事)
【不貞行為どこから】キスだけ/フェラは?慰謝料・離婚の判断基準と証拠
「具体行為ベース」で判断が分かれやすいところを確認したい人向けです。

  • キス・口淫など、境界線の直球テーマを具体例で整理できます

  • “証拠として何が効くか”もセットで押さえられます

【裁判例で解説】プラトニックな不倫で請求された慰謝料の支払義務はあるか?
肉体関係が争点になる場面で、裁判例の考え方を知りたい人向けです。

  • 「プラトニック」主張の通りやすさ/争点の立ち方が見えます

  • 交渉での見通しを“裁判目線”で補正できます

不貞行為を認めない場合も諦めない|説得術・証拠集め・慰謝料請求方法を弁護士が解説
相手が否認して話が進まないときの、実務的な整理に向いた記事です。

  • “言い合い”ではなく、争点と材料をどう積み上げるかが分かります

  • 交渉→示談→裁判のどこで何を固めるべきかを整理できます

よくある誤解・注意点

  • 「これだけで不貞が確定する」と決めつけて突っ走る(証拠評価には幅があり、逆に交渉が硬直しやすいです)

  • 怒りや焦りで職場連絡・SNS投稿など“戻れない手段”に出る(別のトラブルを招きやすく、主目的の解決から遠ざかります)

  • 否認があるのに、証拠と方針が固まる前に連絡を重ねる(隠ぺい・対立激化のリスクが上がります)

  • 「肉体関係なし=必ず0」「ホテル=必ずアウト」など、ラベルで即断する(事情と材料で評価が割れる典型です)

※本シリーズは主に、慰謝料・離婚など民事の判断軸(不貞行為の評価・証拠・対応)を中心に整理しています。個別事情で結論が変わるため、具体的な方針は状況に応じて検討が必要です。

詳しくは、上記の各解説記事をご覧ください。