慰謝料サイトで、不倫慰謝料を中心に「慰謝料を請求できる条件(成立要件)」を整理した総合ガイドを新規公開し、あわせて関連する新規記事を追加しました。
不倫慰謝料は、請求の手順に入る前に「そもそも請求が通る土台があるか/支払義務が否定されるポイントがあるか」を確認しておくと、無駄な衝突や遠回りを避けやすくなります。

このピラーで分かることと読む順番

本総合ガイドが扱う中心テーマは、「不倫慰謝料の成立要件」と「支払義務がない(または大きく争える)典型論点」の整理です。
読む順番は、次の流れが分かりやすいです。

  • ① まず総合ガイド:慰謝料を請求できる条件の全体像(要件と分岐)を押さえる

  • ② 次に分岐:破綻(婚姻関係の実態)、故意・過失(既婚認識)、時効など“否定要素”を確認する

  • ③ 最後にケース別:別居中など、判断が割れやすい場面を自分の事情に当てはめて読む

今回追加した記事と代表的な記事

今回追加した記事(新規)
『別居中の不倫は慰謝料請求できる?別居期間・破綻の判断と「破綻していない」主張の立て方』
別居があると「もう破綻しているはず」と決めつけられがちですが、実務では別居の経緯・期間・夫婦関係の実態などがポイントになります。

  • 「別居=即アウト(または即セーフ)」にならない理由を整理

  • 破綻の評価が争点になったときに、どこを見て主張を組むかの視点

『不倫慰謝料が請求できない/支払わなくてよい典型例10選(破綻・故意過失・時効・証拠不足など)』
「自分のケースはそもそも成立しないのでは?」という不安を、チェックリスト的に整理できる記事です。

  • 請求する側:見落としやすい“詰みポイント”の早期発見に

  • 請求された側:反論の立て所(どこが争点になり得るか)の整理に

代表的な記事(本総合ガイドの土台になる定番)
『慰謝料を請求できる条件とは?(不倫慰謝料を中心に)成立要件・支払義務がないケースまで整理』

本総合ガイドの入口ページです。条件整理で迷ったら、まずここから全体像をつかむのが近道です。

婚姻関係が“破綻”していたら慰謝料請求はできない?—破綻の判断基準と請求の可否を徹底解説』

「破綻していた(破綻していない)」は、不倫慰謝料で最も揉めやすい争点の一つです。判断基準の総論として押さえておくと、交渉・裁判どちらでも軸がブレにくくなります。

『既婚者と知らなかったのに慰謝料請求された|支払義務(過失)と証拠』
請求された側で多いのが「既婚者だと知らなかった」という主張です。ただし、ポイントは“言い分”だけでなく、注意すれば分かったか(過失)や、当時の事情・証拠で評価が動く点にあります。

※このほか、時効(請求期限)や故意・過失の裁判例分析など、「条件判断に直結する各論」も揃えています。まずは上記の入口+自分の争点に近い記事から読むとスムーズです。

よくある誤解・注意点(先に避けると結果が変わります)

  • 「別居している=必ず破綻」ではありません。 別居の理由・期間・夫婦関係の実態で評価が割れます。

  • 「既婚者と知らなかったと言えばOK」でもありません。 交際当時の説明や生活状況、確認の有無などが問題になり得ます。

  • 成立要件の見通しが立つ前に、強い連絡や職場への働きかけをすると逆効果になりやすいです(こじれ・証拠隠し・別トラブル化)。

  • 「請求する/支払う」どちらでも、**条件整理(成立要件・否定要素)→進め方(交渉・示談・裁判)**の順番で考えると失敗を減らせます。

詳しくは、上記の各解説記事をご覧ください。